やっとハードな現場が昨日で終わってちょっと一安心。
と、いっても今日から夜間作業。。。しかもビルの屋上で(さむ~)
世間は今日から3連休やけどオレ様まったく関係なし。
せやから今のうちに久々のブログ更新!
いつも、次のブログはこのバンドの事書くぞ~とか思うねんけど
いざ、ブログ書くときにはやっぱりこのバンドの事書こうと
気が変わって。。。前から何回もこのMad Riverを紹介するつもりが
結局、先送りになっていた。

マッドリヴァーはウェストコーストのバークレーを拠点に60年代中頃に結成された
サイケデリックロック・バンド。
今日紹介するのは68年に発表された1stアルバムと『Mad River』翌69年発表の
『Paradise Bar & Grill』!
サイケといってもポップでキャッチーなものから不安感を煽るような音楽性等
様々やけど、このマッドリヴァーはポップやキャッチーと言う言葉とは
無縁の陰鬱でドロドロしたダークな音世界。
でもサイケ好きには間違いなくたまらんアルバム。
最初はちょっと抵抗があるかも知れんけど何度も聴いてるうちにハマっていく。
一度その良さが解ればズルズル足を引っ張られ。。2度と抜け出せない。(笑)
で、サウンドはというとのちのプログレにも通じるような変拍子やブレイクを
多用した複雑なインプロヴィゼーションな曲展開に
これまた独特なヴォーカルが絡んで実に変態的!!
西海岸サイケには珍しく知的なセンスを感じる。
まずはアルバム冒頭のヘヴィーサイケなチューン「Merciful Monks」
続いて陰鬱でありながらも壮大な「High All The Time」
うねるリズムに絡みつくギターがやみつきになる「Amphetamine Gazelle」
インプロヴィゼーションの中に東洋的なフレーズがかっこいい「Wind Chimes」
ユーチューブではこれしかなかった。
ここからセカンド『Paradise Bar & Grill』の紹介になるけど
このアルバム、前作とはガラっと変わってカントリーやフォークに
トラッドな要素を加えめちゃくちゃ味わい深いアルバムになっている。
前作に比べるといくらか聴きやすくなってるけど。。。よく聴くと
狂気的な薫りがプンプン、それはやっぱりヴォーカルのローレンス・ハモンドの
存在感!!
まずはアルバムタイトル曲「Paradise Bar & Grill」
この曲聴いたらtwo gallantsが思い浮かぶねんけどトゥーギャランツも
影響されたはず。(オレ様的、解釈では)
牧歌的なサウンドが心地いい「Love's Not The Way To Treat A」
初めて聴いた時バットホールの「ロンサム・ブルドッグ」に似てるな~って思ってんけど
バットホールは間違いなく影響されてるはず。
ゆったりしたサウンドの中に狂気が潜む「 Leave Me Stay 」
本当はもっと紹介したい曲あんねんけどユーチューブにもあんまりなくて。。。
そういう意味ではやっぱりマニアックなバンドなんかな~?
今はこの2枚のアルバムが2in1でリイシューされてんねんけどアマゾンでも在庫切れ。
もし、売っていのを見つけたら買って聴いてみて欲しい。間違いなくかっこええから!!
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